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ボーイスカウトとは
ボーイスカウトとは
ボーイスカウトは、約100年前にイギリスで始まった活動で、世界の国々にボーイスカウト連盟があります。
ボーイスカウトの目的は、自立心のある健全な青少年を育てることです。
「偏差値教育」、「ゆとり教育」のあり方が問われる昨今、子供たちの純粋な「好奇心」や「探求心」に応える活動を行っています。
ボーイスカウトって何をしている?何を目的にしている?
ボーイスカウトって、キャンプや募金活動をやってるイメージが多いと思いますが、具体的にどのようなことをしているのでしょうか?
団や隊によって活動内容は多少違いますが、野外での遊びを中心にした活動が基本になります。
キャンプをしながら、料理やロープの使い方、手旗信号といった技術や知識を習得します。普段の生活に役立つことばかりではありませんが、いざというときに役立つこと間違いなし。そして、工作、ゲーム、ソングなどをみんなで行うことで、友情や協調の精神も育成していきます。
これらのスキルを習得することで級が上がっていく「進級課目」を設定しており、スカウト自身の達成感ややる気を引き出しています。
初級・2級・1級・菊・隼・富士の6段階と上がっていき、最高到達点の「富士スカウト」を目指すような仕組みです。
一方、社会や自分に役立ついろいろな技能を自分で選んで習得する「選択課目」もあります。
ボーイスカウトって「何歳から始められる?」「女の子は入れるの?」
ボーイスカウトでは隊員の年齢に合わせた育成のために、年齢に応じた5つの部門を設けています。
○小学校1年生の直前の1月~ ビーバースカウト
○小学校3年生4月~ カブスカウト
○小学校6年生4月~ ボーイスカウト
○中学校3年生9月~ ベンチャースカウト
○18歳~25歳 ローバースカウト
小学校入学前の1月になれば入団できます。
女の子の入団も可能です。基本的に男女の区別なく活動します。
「公益社団法人ガールスカウト日本連盟」という女の子専用の組織もあるので女子専用の活動を好む場合は、ガールスカウトを選んでも構いません。
ボーイスカウトは、世界中で受け継がれている社会教育の原点
野外活動(キャンプなど)、奉仕活動(募金など)を始め、様々なプログラムを通して、
・フェアプレー、
・正義
・忍耐
・誠実
・友愛
・協調
・責任などを学び、自立心や想像力を養います。
そして、さまざまな活動を通して、心身ともにバランスの取れた人格形成をめざしています。
いまや、ボーイスカウト活動は、さまざまな分野から注目されています。
※財団法人日本ボーイスカウト日本連盟は文部科学省認可団体です。
ボーイスカウトの始まり
ボーイスカウトは、1907年、英国で行われた小さなキャンプから始まりました。それは都会育ちの少年たちに夢と冒険を与えるすばらしいキャンプでした。
翌年の1908年、創始者ベーデン-パウエル卿により、本格的なボーイスカウト運動がスタートしました。ベーデン-パウエル卿は、英国の将来を担う立派な少年たちを育てようというビジョンのもとに、「スカウティング・フォア・ボーイズ」という本を著し、少年たちに自然観察やグループでの遊びの楽しさ、素晴らしさを教えました。
これに魅せられた当時の少年たちは、野山を駆け回り、いろいろなことを学んでいきました。以来、ボーイスカウト運動は世界中に広がりました。創立後まもなく日本にも伝わり、現在も変わることなく受け継がれているのです。
友達と遊び、技能を学ぶ楽しい一日
ボーイスカウトたちの活動の基本は、休日を利用しての集会です。公園などに集まり、みんなでゲームをしたり技能を学んだり、楽しさいっぱいの一日が過ごせます。
キャンプやパーティなどイベントがいっぱい。
一年を通して楽しいイベントに参加できます。キャンプに始まり、海外派遣、ホームステイなど、すばらしい体験と感動にあふれています。
奉仕活動で、人の役に立つことの大切さを学ぶ。
自分の利益のためでなく、人の役に立つことを進んで行うことの大切さを学ぶ奉仕活動。奉仕の心が忘れられている現代の日本では、とても貴重な体験です。
経験豊かな指導者が、見守っています。
ボーイスカウトたちが安全に楽しく活動できるように、専門課程を修めた経験豊富な指導者たちが指導します。彼らは少年たちの心をうまくとらえリードする、いわば先輩です。
世界のスカウトが集う日本/世界ジャンボリー。
4年に1回、世界の国々のスカウトたちが集まる世界ジャンボリー、国内・海外の代表が集まる日本ジャンボリー。ジャンボリーは国際交流の輪を広げ、国際性を養う絶好の機会です。